皆さんはマララ・ユスフザイさんをご存じでしょうか。
名前くらいは聞いたことがあるかもしれませんが、2014年に史上最年少記録である17歳でノーベル賞受賞を受賞した、パキスタン人の女性です。
今彼女の本を読んでいるのですが、結構衝撃的でした。
彼女は1997年生まれで、私より少し(?)若いのですが、今の世の中でこんな生活をしている方々がいるという事にまず驚かされました。
要するに、「女性に教育を受ける権利がなく、女性が教育を受けたり、それを推進したりする人々の命が脅かされる」という状況です。
実際、マララさんも通っていた中学校から帰宅するためスクールバスに乗っていたところを、複数の男に銃撃を受け、頭部と首に計2発の銃弾を受けました。
今の日本人が当たり前と思っている自由と平和が、どれだけ大切なことなのか思い知らされます。
毎回読み終わった後に、自由で平和な日本に住んでいることを実感しホッとする一方で、ありきたりの言い方ですが、今の日本人が失った何かが彼らの生活にはあると実感させられます。
コロナやロシアのウクライナ侵攻など、現代のわれわれの生活の根幹が問われている今だからこそ、ぜひ読んでいただきたい本です。日本語版も出版されている様ですが、英語力向上のためにもぜひ英語版を読むことをおすすめします。
国連で行ったスピーチの動画がありました。字幕を付けることもできますので、リスニングの練習に使ってみて下さい。非常に聞き取りやすい英語です。
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