英語学習について6

今回は地味なテーマですが、英文読解について書きたいと思います。どうして地味かといいますと、多くの方々にとって英文読解というのは、受験時代の暗い生活を思い出させるテーマだと思うからです。確かに受験時代の英文読解というのは、それほど楽しいものではありませんでした。文法問題なんかと違って何をどう勉強すればよいのか分かりませんし、ボキャブラリーもかなり必要です。ある程度読めたからといって、問題が解けるとは限りません。この辺は国語の読解問題と似ているかもしれません。

しかし、英語をマスターする、という目的のためにはこれは避けては通れません。なぜなら、ネイティブスピーカーたちは、学歴を問わずどんな人でも、新聞や雑誌を読む事ができるからです。少なくとも、ネイティブの一般の人たちができることを、英語を「マスター」しようという人たちができないのはおかしいですよね?難しい学術書などは読めなくても一向に差し支えありませんが、新聞ぐらいは読めないと、日常生活にも支障をきたします。

というわけで、英文読解は英語をマスターする上では必須事事項な分けですが、ではどうしたら英文読解ができるようになるのでしょうか?やっと本題に入りますが、英文読解をマスターするには、まずはボキャブラリーを身に着けるしかありません。では、ボキャブラリーをどうして身に着けるのか、といいますと、これは簡単で、まめに辞書を引くしかありません。

あまりにも当然なことなので、拍子抜けした方々もいるかも知れませんが、これは事実です。いまだかつて、ネイティブ以外の人間が他国語を学ぶのに、辞書を使わなかった、という話は聞いたことがありません。たとえ海外に住んだとしても、ある程度の年齢に達した人がその国の言葉を身につけるのに、辞書は不可欠な存在です。

私自身も留学以前の段階で、辞書は引きまくりました。おそらく一般の英和辞典を2、3冊はボロボロになるまで弾きました。それでも、留学後は専門分野も含めて分からない単語が結構あり、さらに辞書を引く羽目になりました。特に、口語表現で結構知らない表現があったため、会話には特に苦労しました。

このことからも分かるように(?)、ボキャブラリーはありすぎるということはありません。これも今すぐお金をかけずにできる勉強法ですが、まず、英文読解をできるようになるには、辞書を引きまくる、ということが必要になってきます。これは別に英文読解でなくとも、リスニング、スピーキング、ライティングと、全ての技能において、ボキャブラリーというのは必須事項です。

具体的な方法として私がオススメするのは、まずは自分の興味のある分野の記事等をインターネットで探して、辞書を引き引き読むことです。これは、インターネット上にある英和辞典を使うと大分楽にできると思います。とにかく分からない単語があったら辞書を引いて意味を確認すること。後は前後の関係から推測して、センテンスごとの意味を自分で考えて見ることです。この辺は、その人がその時点でどれくらいの文法的な知識があるかによって、難易度も変わってきますが、できれば、文法書なども片隅においてチェックしながら読み進めると、文法の勉強にもなって一石二鳥です。

おそらく初めは一つのセンテンスの意味を取るのに多くの時間がかかるでしょうが、ある程度慣れてくれば、大分楽に意味を推測することができるようになるのではないでしょうか。とにかく、分からない単語があったら、気にすることなく辞書で確認してしまうところがポイントです。小さなところを気にするよりも、せっかく興味のある記事を読んでいるのですから、なるべく全体の意味をとるようにして、できるだけ楽しみながら、読み進めるようにします。この「楽しみながら」というのが特に大切です。いやなことが長続きするはずはありません。とにかく続けることが大切なわけですから、多少分からないことがあっても気にせずに読んで行きましょう。

最終的に分からなければ、ネット上の自動翻訳機を使って訳してしまってもOKです。ただし、その前に少しでも単語の意味を自分で調べて、意味を自分で考えるようにしてください。あとは、自動翻訳機のだした訳と自分の訳を比べてみて、自分はどこが分かっていなかったのかを確認するようにしてください。ただ、今現在の自動翻訳はそれほど精度も高くないので、あまり信用しすぎないようにしましょう。あくまで、自分が意味を考える上で、一つのヒントとして使ってください。大分長くなってしまったので、ここまでにしたいと思います。次回も英文読解に関してです。

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