留学のウソ&ホント4

さて、前回「留学の準備に金かけるな!」などと偉そうなことを書いてしまいましたが、実際のところ留学の準備とはそんなに簡単にできるものなんでしょうか?私の経験から言えば、留学の準備は全く知識のない個人でも、独力で十分にできます。ということで、再び私の留学体験記の続きです。

前回お話した通り、留学の「り」の字も知らない状態で始められた、私の留学準備だったのですが、ひたすら本屋や図書館を調べまわることによって、留学の全体像がなんとか見えてきました。その後、全米の大学を掲載したカタログを入手し、それぞれの学校のデータを比較検討して、出願候補校をピックアップしました。

もし私のように独力で留学手続きをされる方々は、この段階で当然の事ながら、自分の行きたい大学のイメージをある程度は持っている必要があります。もちろんそれまでにTOEFLやGMAT、もしくはGREの点数を持っていれば、それを一つの基準として、自分の学力に合った大学を選ぶというのも一つですし、あるいは単に都会がいいか、田舎がいいかといった、漠然としたものでもOKです。とにかく、なるべく自分の行きたい大学のイメージを具体的に持つことが、その後の出願校の選定を容易にするためのコツです。

私の場合ですと、もちろんTOEFL、GMATの点数で大学選択の幅がかなり狭められてきましたので、後は自分の好みというか、フィーリングでさらに志望校を絞り込むことにしました。まずは、とにかく暑すぎるのも寒すぎるのもやだ!という単純な理由から、日本と同緯度周辺の地域にある大学、さらに、当然のことながら授業料や生活費の安い大学ということでさらに絞り込むと、かなりのところまで出願候補校が限られてきました。その中から、自分のフィーリングで十数校をピックアップし、資料請求の手紙を出しました。

私の頃にもインターネットはありましたが、これから留学をしようとお考えの方々は、ぜひインターネットを活用していただきたいと思います。情報収集や資料請求など、私が手作業でやっていた事のほとんど全てを今はインターネットですることができると思います。

最後にもう一点付け加えるとすれば、これは私自身はほとんどやっていないことなんですが、自分が出願を考えている学校に実際に留学している人をネットで探して、直接その人にメールで質問をするということも有益です。私は、ネットではなく、人づてにアメリカのMBAプログラムに留学経験のある方を紹介していただき、お話を伺ったことがあります。本や雑誌ではなかなか得られない、その学校に関する生の情報を得られるという点で、お勧めです。

ただし、赤の他人にいきなり頼みごとをするわけですから、最低限のマナーは守ってほしいと思います。私も留学中に何件かこのような質問を受けたことがありますが、留学自体やその学校に関する基本的な情報を得る努力もせずに、何でもかんでも質問するのは、コースワークなどで多忙な日々を送っている(かもしれない)その留学生の方に対して大変失礼なことだと思います。自分で得られる情報は自分で得る努力を最低限して、それでも得られない厳選された事柄のみを質問するのがベストです。ということで今回はこれまで。

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